地震の起きたあの日

地震が起こったあの日。
私は年休取って東京へ遊びに行っていました。
今年が岡本太郎生誕100年なので岡本太郎巡りをしました。
まずは東京国立近代美術館で行われている「岡本太郎展」へ。
何度見ても「何だこれは！」と思う作品ばかりですが、
凄いパワーを感じます。





次に訪れたのは岡本太郎のアトリエ兼住居だった「岡本太郎記念館」です。
アトリエっていいですね。なぜかワクワクする。
岡本太郎空間を楽しむことが出来ました。





最後に渋谷駅にある「明日の神話」へ
凄い作品ですね。
「芸術は爆発だ！！」って感じた瞬間です、


ガタガタガタ。。。2011年（平成23年 ）3月11日14時46分18秒


東北地方太平洋沖地震が発生しました。
スクランブル交差点をたくさんの人が戸惑う姿を上から見ました。
交通機関は全てストップ。
携帯も全く繋がらず、メールも送信が出来ない。。。
Loftへ行きたかったので行ってみると店内に入れず。。。
諦めて渋谷駅へ。
渋谷ハチ公前は改札に入れない人で大混乱。
人ごみが嫌いな私は人の少ない情報の入る場所を探しました。

改札口にある液晶テレビでNHKの放送が映っていたのでそこで情報収集。
映し出される映像は衝撃的なものでした。
ヘリから撮影された津波が押寄せる様子がLIVEで放送されていました。
「こりゃ今日中に帰れんなぁ～」っと察した私はまず晩御飯を食べることに。
渋谷のステーキハウスでステーキをたいらげました。（腹が減っては戦は出来ぬってね（笑））

お腹がいっぱいになったところで少し渋谷の町を歩いてみました。
大混乱でした。
バスに乗ろうとする凄まじい人の行列。
ビル内に座り込んで寒さを凌ぐ人々。
泣いている女の子もたくさん見かけました。
「人間関係のない人達が集まっている東京ってほんと脆いなぁ～」と感じました。

20時。地下鉄の銀座線だけが動き出したので、
「行けるとこまで行こう」と思い上野駅へ。
上野駅構内へ入るシャッターは全て閉まり、
タクシーに乗ろうとする人とさ迷う人で上野駅も大混乱でした。
移動は諦めて寝る場所を探しました。
外はかなり寒かったので暖かい場所を探しました。
その晩は一番暖かかった銀座線のホームで寝ました。
スーツ姿の人ばかりの中でね。凄い光景でしたよ。

人の気配を感じて30分ずつぐらいしか寝れず。
午前3時。地下鉄が千葉に単身赴任している父の家まで行ける事が分かり、
父の家へ非難しました。
父は会社がある日本橋から4時間掛けて歩いて帰ったそうです。
親子して帰宅難民になるとは。。。（笑）

結局次の日も電車が復旧しなくて、
3日目にTX（つくばエクスプレス）でつくばまで行って、バスを乗り継いで何とか茨城の土浦まで帰りました。
大変な経験でした。



AIR&AIR ～my photo room～

コメント 10

帰宅難民になって大変だったよーってなだけで怪我とかなくてよかったです。淡々と書いているんで、ホントにダイジョウブなんだなーって感じですね。
こちら愛知県も影響なしですが、地震時はゆっくりした揺れが１分くらい続いて、下を向いて資料を見ながら電話をしていたんで船酔いみたいな感覚になりました。そんでもって、なんかみんな早く帰るような勢いだったんでその勢いで6時半くらいには会社を出て帰ったんですが、そういや今週末髪きり行かんとと思っていたんでいつもの床屋さんに予約の電話を入れるとつながらない・・っていう一日でした。（ときくん調に淡々と書いてみました）
なにか困ったことがあったら連絡ください。
by キムラ (2011-04-17 21:56) 

都会はこういうときは脆弱ですよ。
ライフラインが止まって人も止まって、何も機能しなくなる天災は
便利すぎる東京の宿命かもしれないです。
by Live (2011-04-18 00:51) 

大都会で大きな規模の災害が起こると何が起こるかは
全く予測できないですよね。特に情報網が途切れると
どうして良いのかわからなくなりますよね。
by ciscokid (2011-04-18 02:33) 

今回の大震災と岡本太郎氏の「明日の神話」のテーマが、妙なめぐり合わせを感じますね。あの絵には、再生に向かう人々のたくましさが込められているんですよね。
by t-youha (2011-04-18 02:51) 

せっかく岡本太郎のパワーを感じたのに、その後は大変でしたね。
私は会社でしたので、暖かい場所にいられただけ幸せです。
by Takashi (2011-04-18 09:27) 

年休で東京だったのですか。大変な1日でしたね。
岡本太郎のパワーをもらっていたのが救いですね。

私は岡本敏子さんの太郎への愛の形に深い感銘＆驚きを感じています。
妻から養女へ。その心は太郎の作品を守る手段
メキシコで「明日への神話」を発見後、日本へ搬入
その後まもなく、安心したかのような逝去
カッコ良い女の生き方です。
敏子さんあっての岡本太郎、そう思います。
by fumiko (2011-04-18 12:30) 

せっかくのお休みでしたのに、大変でしたね。
それでも、お怪我も無く、ご無事だったようで
良かったです。

by じゅりあん (2011-04-18 16:55) 

私は地震があった後すぐに出かけたので情報が無く、
家に帰ってから衝撃を受けました。
by アルマ (2011-04-19 08:25) 

震災の日は会社にいた方が安全だったのですが
どーしてもみんなの顔がみたくて。。。
7時間かけて帰りました。。。
なかなか震災以外の地域との温度差みたいなものはなくなりませんね
連日耳に入る風評や差別。。。
同じ国民なのに。。。悲しい思いです。。。
by mitsu (2011-04-19 16:25) 

大変だったのですね
大阪市内で仕事中でしたが
余りの揺れの長さに
「めまい起こしてるのかな」と
勘違いしてました

交通機関とまったら
・・・ネカフェに駆け込むかな
（徒歩帰宅はきっぱり無理）
by つばさ (2011-04-24 10:43)